Hauschka「The Prepared Piano」〜心がほっこりゆったりな軽やかなリズムと淡いノスタルジー

日本でもすっかりお馴染みになったVolker BertelmanによるHauschka（ハウシュカ）の2005年にkaraoke kalkよりリリースされたセカンド作「The Prepared Piano」が、リリース10周年記念としてアナログ盤のみでの再リリース！只今STOREで販売中です。

「プリペアード・ピアノ」というスタイルながらも、ハウシュカの音楽から聞こえてくるのは、独創性と等しく、ポストクラシカル/現代音楽という枠だけにとどまらない聴くものを楽しませてくれる様々なポピュラー・ミュージックの要素。このセカンド作は、ピアノソロ作品というよりピアノを中心にささやかな電子音とで編みこむかのように組み上げられた、聴けばドイツらしいな〜と思わせるリズム感と多彩な音色が楽しめる作品です。

オーケストラを用いた密度の濃い表現スタイルも好きだけど、このセカンドの頃の、心がほっこりゆったりするようなムードもすごく好きだな〜。基本彼のミニマルに展開されるスタイルは変わらないんだけど、どこか気軽に聴ける親しみやすさもあるって、モートン・フェルドマンやイーノ、マックス・リヒターが好きな人もよし、イージーリスニングな音楽をお求めの方も（まあそんな人はわざわざアナログを手にはしないだろうけど）オススメです。まあ彼のどのアルバムを聴いても裏切られることはありませんが。未発表曲を2曲追加したダウンロードクーポン付です！

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