カナダのグループ、Lune très belleと、Ambroiseの2作品取り扱いいたしております。

フランスのレーベル、Wild Silenceから、カナダのグループ、Lune très belle「Ô la lune」と、Ambroise「A la Tonalité préférable du ciel」の2作品を取り扱いいたしております。

Wild Silenceは、フランスの即興演奏家、ピアニスト、マルチ奏者のDelphine Doraが運営するレーベルで、彼女のソロやコラボレーション作品のほか、Sylvain Chauveauが参加しているEnsemble 0や、Makoto Oshiroなど、アヴァンなものや、Transbluencyのような、シンガーソングライター系の作品だったり、ピアノソロでのインプロヴィゼーション作品だったりと、かなり触れ幅が大きくDelphine Doraの嗜好を垣間見るようなレーベルです。

Ambroiseは、カナダはモントリオール在住の、Eugénie Jobin(ユーゲニー・ジョビン)を中心としたグループで、Simon Labbé、Gabriel Drolet、Frédérique Royを含むメンバー構成で、「Ambroise」(2013年)「Anémone」(2015年)の2作品をリリースしていて、「À la tonalité préférable du ciel」は、3枚目となる現時点で彼女たちの最新作です。2枚目の「Anémone」で、Frédérique Royが加わっているのですが、彼女がメインとなったプロジェクトが、Lune très belleで、メンバー構成も、Ambroiseと変わらないんですね。

というわけで、どちらも、歌をより拡張したフォーク、ジャズや現代音楽との境界線を行き来するような実験性を保ちつつ、美しい創造性と表現力溢れたグループという点では共通したものを持っていて、楽器構成も、ギター、ビブラフォン、ピアノ、アコーディオン、コントラバス、ハーモニウムと、ほぼ同じなのですが、Ambroiseの方は、Eugénie Jobinのソングライター的側面を持ち、Lune très belleの方は、Frédérique Roy、Eugénie Jobin2人のハーモニーを生かした作風が多く、と言いましょうか?とにかくどちらも祈りのような歌が本当に素晴らしく、洗練さと透き通る美しさを秘めたフランス語で歌う歌唱の親しみやすさと、実験的な境界線を、軽やかに飛び越える魅力を湛えています。

01. Belle Fleur Grise
02. Claire I
03. Claire II
04. Le poids d’une force I
05. Le poids d’une force II
06. Possible
07. Vieux renard
08. La traverse
09. Ô la lune

01. Partir
02. Une
03. Crâne balayé rose
04. L’espace de vivre 1
05. Message de ton corps
06. Respiration
07. Asteroïde
08. Frères et soeurs
09. L’espace de vivre 2
10. Courte Paille
11. Hibernations

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