Nathan Salsburg「Third」(No Quarter)
John Faheyなど米国の伝統的なアコーステック・サウンドを受け継ぐ、米国ルイヴィルのギタリスト、Nathan Salsburgのサードアルバム。セカンド作(2013年作)から、このサードアルバム(2018年作)が出るまで、5年ほど空白があるものの、Jeff Tweedy、Richard Thompson、そしてSteve Gunnなどとツアーやレコーディングを共にするギタリスト James Elkingtonや、Bonnie “Prince” Billyとのコラボレーション、そして、ジョーン・シェリーのバックアップとして3枚のアルバムをリリースし、ライヴ活動も精力的におこない、Alan Lomax Archiveのキュレーターとして携わってる。
彼は、John faheyを彷彿とさせるクラシックかつテクニカルでありしっとりと聴かせるアコースティック・ギターがたまらなく魅力なのですが、この3枚目のソロで初めて、歌なし、ゲストなしのギターソロに専念した作品です。オールドタイムのダンスミュージックや、ラグタイム、スコットランドやイギリスのフォークリバイバルなどが、独自の深みと複雑さを持った熟練のギターワークとともに、彼のギターがじっくりと堪能することができつつも、お洒落なカフェBGMでも、休日のくつろぎ音楽としても楽しむことができます。
01. Timoney’s
02. B.B.
03. Impossible Air
04. Planxty Davis
05. A Hovering
06. Ruby’s Freilach / Low Spirits
07. Walls of the World
08. Sketch From Life
09. Exilic Excursions
10. Offering
詩的イマジネーションの豊かさが表れた、Jacob Pavekのセカンド作「Illume」 久しぶりに届けられた、This Is The Kit3枚目のニューアルバム「Bashed Out」 美しいインスピレーションに導かれた、Alela DianeとRyan Francesconiによる共演作 「Cold Moon」 Stefano Guzzetti「Escape(music for a ballet)」〜懐かしさ、憂鬱と希望といった心模様を反映させたポストクラシカル作 アダム・ウィルツィーや、ニルス・フラーム、ピーター・ブロデリックなど多くの才能を魅了する、Chantal Acdaのセカンドソロ作「The Sparkle In Our Flaws」が国内初リリース