Frida Ånnevik「Her Bor」(Grappa)
神秘的な雰囲気を纏った演奏と、ほのかな感傷が心地よいサードアルバム
ノルウェーのシンガーソングライター、FridaÅnnevikの3枚目となるソロアルバム(2016年作)。
2014年に、Rune Grammofonからリリースしているジャズグループ、In The Countryとのコラボレーション作をリリースしていて、ノルウェーのグラミー賞といわれるスペッレマンを獲得したセカンド作「Ville Ord」とはまた違った、コンテンポラリージャズを聴かせてくれていましたが、本作「Her bor」は彼女のポピュラーさが戻っただけでなく、より成熟された楽曲の魅力も加わった彼女の代表作とも言える仕上がりです。
「Ville Ord」は評価の高い作品なのですが、シンセのアレンジが強く、個人的にはあまりファースト時の、歌心を全面に出し、ゴージャスさを忍ばせつつも引きのアレンジが良かった「Synlige Hjerteslag」に戻らないかと思ったのですが、「Her bor」ではそんな希望のさらに上をいく内容で、FridaÅnnevikの独特の歌と、よりエモーショナルな、神秘的な雰囲気を纏った演奏がものすごくマッチして素晴らしいのです。まるでララバイを聴いているような心地よさ。残念なのは1曲だけ作品の雰囲気に合わない意味不明なディコポップ曲が入ってて、これだけはホント謎です。
01. De Dagene Jeg Mister Ting
02. Her Bor
03. Står Meg Av
04. Hvem Vi Er (Norsk Folkevise)
05. Gustav (Kråkesølv Og Glans Og Rav)
06. Den Siste
07. Storbynatt
08. Her Bor (Epilog)
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投稿者プロフィール

- 生まれも育ちも奈良県葛城市。大阪は阿倍野区にあった中古レコード/CDショップにて約13年の勤務後、2006年5月にネットショップをスタート。現在は、音楽以外の仕事もこなしつつ、不定期で、大阪大正区にある、井尻珈琲焙煎所にて、出張販売を行っています。
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2018-08-15 by
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