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Western Skies Motel「Settlers」〜ここではない、どこかを映し出す、寡黙にして繊細に紡がれるミニマルなギター


デンマークのギタリスト、René Gonzàlez Schelbeckのプロジェクト、Western Skies Motelの通算3作目となる作品が、Tokyo BloodwormのRyan Keaneが主宰するLost Tribe Soundよりリリースされました。過去には、オーストラリアのTwice Removedや、ポーランドのPreserved Soundからリリースしており、エレキギターによるインプロヴィゼーションによるドーロンな作品や、アコーステックギターによる、アルペジオを多用したクラシカルでミニマルな演奏は、派手さはないものの、繊細な響きとともに、様々な情景が浮かび上がってくる。

最新作の「Settlers」は、Preserved Soundからリリースされていた「Prism」につづき、アコーステックギターをベースとした作品となっていますが、ギター1本だけで描かれた「Prism」から、ギターのフレーズを重ねたり、ハーモニウムを用いたりと、空間的な奥行きがより広がったものになっており、その点で、マスタリングにTaylor Deupreeを起用しているのも頷ける仕上がりとなっています。それは、ジャケットに使われてる西部開拓時代の寂しく、不毛の景色を捉えているようでもあるのですが、そんな雰囲気とは別に、作品で聴ける、爪弾くギターの音色と音色の響きからは、情緒ある美しさと、ここではない、どこか別のどこかに思いを馳せらせる、何かをそっと刺激してくれる、本当に素敵な作品です。

 

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