PASTEL RECORDS

「好奇心とやすらぎの音楽」というキーワードで、エレクトロニカ、フォーク、アコーステックを中心に世界のインディペンデント・ミュージックを紹介しております。

Cyril Secq / Orla Wren「Branches」〜奏でる哀愁と、非現実な空間を描き上げる美しくも儚げな調べ

   

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エクスペリメンタルなアンビエント〜クラシカル作品をリリースしている、モスクワのレーベル、 DRONARIVMより、Cyril Secqと、Orla Wrenによる魅力的なコラボレーション作がリリースされました。

Cyril Secqは、フランスのポストロックグループ、Astrïdの主要メンバーで、主にギターとピアノを担当しているマルチな人。Astrïdは、フォーク、ジャズ、現代音楽、アヴァンロックを取り込んだ、Town and CountryからRachel’s(Rachel Grimesとの作品も控えているんだとか!)を彷彿させる、音楽で、フランスのArbouse Recordings(サティーのトリビュート作でお馴染みのレーベル)や、ノルウェーのRune Grammofonや、2015年には、ポーランドのレーベル、Monotype Recordsからリリースしています。また、Sylvain ChauveauとAstrïdのメンバーによるプロジェクト、Butterfly In The Snowfallの作品が、Home Normalからリリースされているのを、知っている方もおられるのではないでしょうか?

そして、Orla Wrenは、ご存知の方も多いはずですが、flauやHome Normalからリリースするイギリス人アーティスト。ゲストとのコラボレーションを軸に、自身の世界観を表現することが多く、古典楽器と、フェネスを思わせる、ラップトップによるプロセッシングが組み合わさった、淡く美しいハーモニーが、幻想的な世界を描き出す。

"Branches"と題された、まるで木の枝が成長してゆくように、2人のコラボレーションは、Cyril Secqの情緒ある、フォーク〜クラシカルなギタープレイが先に耳に入ってくるので、Cyril Secqのソロプロジェクトとしての印象を持ってしまいますが、徐々にOrla Wrenによるデジタルプロセッシングやフィールドレコーディングのエディットや弦楽器などによる調べがじわじわと存在感が浮き上がってきます。何かを示唆するような、繊細な電子ノイズが鳴らされたりと、実験的な部分もありながら、それが見事に、情緒だけの作品にならない一線を引いている。Cyril Secqのフィジカルな部分で奏でる哀愁と、様々な手法で非現実の空間を描き上げるOrla Wren、それぞれが、お互いに音源を交わしながら生み出された美しくも儚げな調べ。

■Track List
01.Première Branche
02.Deuxième Branche
03.Troisième Brabche
04.Quatrième Branche
05.Cinquième Branche
06.Sixième Branche
07.Septième Branche
08.Huitième Branche








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