Anna Ceciliaとの2人組となってからは2枚目となる作品ですが、今作の方がよりAnna Ceciliaのヴォーカル色が色濃く反映されていて(というか前作はサウンドの1部みたいなコーラスが中心だったので余計にコントラストが強く感じられるのですが)、よりサウンド以上にメロディアスな部分から甘美さを堪能することができます。
サウンドの方も、前作の流れを引き継いだ、シューゲイズ特有の浮遊感に彩られた、Manualが好きな人だったらまず反応してくれるであろうものなのですが、そこからより綿密に作り込んだものとなっていて、前作以上にサウンド面での進歩がうかがえます。そこに北欧アーティストばりの何とも言えない高揚感を煽るような澄んだ旋律が、ヴォーカルのハーモニーと、そしてアブストラクトなビートと相まって、本当に感動的な作品です。Manualファンはもとより、Ulrich SchnaussやBoards Of Canada、Sigur Rosファンまで是非聴いていただきたいです。